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★『瓔珞』18話
前に18話について書いた時、張院判と劉太医の名前を取り違えてました。
今更ですが訂正してお詫び致します。
そして今回も、あの大技「折腰」を陛下は見ていませんでした！残念！！

それにしても高貴妃の涙、涙の身の上話、あれ怪しくありません？陛下の同情を買い、馬氏の娘である異母妹を入宮させたくないがための芝居にみえるけどどうだろう…馬氏や周りが継子憎さで「お前の母はあんなこんなで高家の恥だから」とあることないこと吹き込んだ可能性もある。
高貴妃の話は素直に受け取れない。陛下はすんなり同情しちゃってて、案外ちょろいな…と思ったけど、後々出てくる弘暦の生立ち問題込みで見るとまた印象が変わります。
（初見の方は是非このエピ覚えててください）

えーと、また半袖で出掛けました(笑)
寒波って何だね（←文太さん）

★『瓔珞』18話 金瞳解決編と高貴妃浮き沈み

いよいよ江南の名医、葉天士の登場です！
ちょっと緊張しながらも、瓔珞をみて可愛い♡となる余裕を見せる葉天士。おくるみの中の五阿哥をサッと診ただけで黄疸と見抜き、張院判の面目丸潰れです。劉太医はまだ我々の知らない症状も…と謙虚さがあります。
とにかく半月で治るってことで、勘違いで始末しなくて良かったね、と場は収まるかに見えましたがそこへ純妃が登場。内容伏せますが、高貴妃は外出禁止、面会禁止を命じられます。
ついでに明玉は杖刑50回…かなりの量刑ですが皇后帰還後のシーンではピンピンしてます。たまに杖刑50回で奴婢死んでるよ？尻丈夫？

幽閉で失意のズンドコ高貴妃でしたが、高斌パパが継母の話をしたら俄然対抗心燃やして復活しました。ちょうど乾隆帝が通りかかるタイミングで京劇を舞い踊り、ホイホイ引っかかった乾隆帝の寵愛を取り戻します。
その時舞っていた演目はおそらくこれ。

【貴妃酔酒 Guì fēi zuì jiǔ】
中国の京劇の演目。唐の玄宗皇帝より，百花亭で酒宴を開くことを命ぜられた楊貴妃は，用意万端ととのえて待っていたが，皇帝は急に梅妃のいる西宮に行く先を変えられたと知らせが入る。心の懊悩もだしがたく，側に仕える高力士と裴（はい）力士を相手に酒を飲み，飲むほどに酔うほどに胸の愁いは深まるばかり，覚えず大酔する。盃をふくんで折腰の舞をするのがヤマで，京劇中の代表的な舞踊劇の一つ。
出典 株式会社平凡社 世界大百科事典 第２版

まさにこの回にピッタリの演目。むしろこの演目のために脚本書いたよね？と思われます。
折腰というのは女形が体を反らせる技ですが、盃を咥えたまま反って飲み干す仕草がこの演目の見せ場。高貴妃役の譚卓さん、このシーンのために猛特訓したそうです。でもその技をしてるとこは乾隆帝は見てませんでした(笑)

商老板がこの折腰を演じてるとこ見たかった。