歴女倶楽部&コッ地会 合同部室3

歴女倶楽部&コッ地会 合同部室3
求む! 部員!!

このトピでは、歴史と文化人類学、地学、天文等とそれらにまつわる妄想をも語ります。
ひと語りもの語り、興味の向くまま右往左往。読みオンリー、書き逃げOKラジャ~で、ゆるゆると進めて参りましょう。
返信 1-40/361件最新の投稿へ
NHKスペシャルの絶景ジオ・ジャパンみた?
解りやすくて面白かったです。
今回は北アルプスと関東平野でした。
くるりんぱとおわん(笑)
恥ずかしげもなく知識浅過ぎの私が呟くとは…
来週は西日本です。

番組中のジオ御膳が美味しそうだったな。
ママァ~ジオ御膳一人前よろしく~
あら、スナックJINJINと間違えちゃった。
ぽちくろ亭の女将さぁーん~一人前お願い~

★求む!部員!
知識の無い私も図々しくもテレビ番組のチラ見程度でこちらに呟きに来てます。
テーマに興味津々の方はお気軽にどうぞ~
主様に断りもなく勝手に張り付けちゃった。

過去のトピはこちら↓
歴女倶楽部&コッ地会 合同部室3ttps://bbs.costcotuu.com/fan/1098470
きゃータイトルの訂正です。
歴女倶楽部&コッ地会 合同部室3←2の間違い
ごめんなさいシクシク
ジオ・ジャパン2見ましたよ( ̄▽ ̄)
ほんと面白いよね地質や地形ってさ。
分からんなりに目が開くわよねー。

愛知県あたりはやってないけど、東海湖と三河あたりには火山があったのは知ってる〜。2つとも特産品に結びついてるからね。東海湖に沈殿した泥が瀬戸の土。地下でマグマが固まった花崗岩が岡崎の墓石。中央構造線が曲り出す豊橋市の地下資源資料館はめっちゃ手作り感ありありだけど面白いですよ〜。

こじらせ歴女なのにこじらせすぎて、地球史も人類史も入り込んじゃってるから、破れながらもう病んでるとしか言えませーん( ̄▽ ̄)
破れながら→我ながら。
いろいろ破れかぶれだから、完全な誤字とは………誤字、誤…
ハイ。変換間違いました、スンマソーン。
私も見ましたよー。きっと、コス通のコッ地会に誰か書き込むだろうなーっと思いながら。

放送されたモノは、きっとまだ一つの説なんだろうけど、それでも浪漫でしたねー。特に爺ヶ岳は昨年登ったところだったので感慨もひとしおでした。
信州でキノコや蕎麦によく出会えるのも納得の解説でした(笑)。
ググって見ましたよ。
豊橋市地下資源館のクチコミを少し読んだら愛のあるコメントばかりでした。
マニアックだろうが手作り感満載だろうが、とりあえずどこかに面白さはないかなと探求する気持ちは沢山持っているから大丈夫!
のんほいパークも再訪出来ていない場所ですが、豊橋いつか行きたいです。
知識浅すぎの私が口火をきってしまいました。
前回のジオジャパンは余裕がなくてスルーしたので今回は珍しくリアルタイムで視聴しました。
(CM無いしね)
調査結果を繋げていき仮説からの検証と続くくだりはへーへーへーと釦があったら連打したかったです。
爺ヶ岳に登山されたんですね。
かば吉さんの美しい写真は苦労して得ているのですね。心が洗われると拝見しております。
お蕎麦はワンコ旅行先の蓼科で食べたのが美味しかった。ワンコ連れの為、テラス席のあるお店を調べて行きましたがきっと美味しいお店は沢山あるんでしょうね。
それにしても番組中のキノコ汁が美味しそうでした。
いやいや、お恥ずかしい限りの登山ですから!

何せ根性ナシなので「風呂に入れんのは嫌だ!」と泊まりはせずに日帰りばかり。ついでに連れが高所恐怖症なので、手を使ってよじ登るような場所は全然行かない…結果、ガチな人からは笑われるような場所しか行ってませんー。
しかも年に1座か2座。アップしている写真のほとんどは車からスグのイージーアクセスです(;´Д`)

でも、地形のダイナミックさだとか、(浅いながらも)地学的な知識と一致したときの「あー!これ!」感とか、実際に行かないと分からないことはいっぱいあるので楽しいです。直後は「二度とやらん!」と思うんですけどねー。

あ、信州で食べるキノコ汁、めっちゃ美味しいですよー!(←誘惑)
予報通り、南関東は曇り空のため『部分日食』は見えません(涙)

雨が降っているなら、まだ諦めもつきますが・・・。
中途半端な曇りで、太陽が見える気配なしって~~。
『夏至の日の日食』は、1648年以来372年ぶりだっていうのに・・・。

2012年5月21日も、ず~っと太陽は雲の中で。
金環日食の直前から奇跡的に見られましたが。
今回はその奇跡も望み薄です・・・。
太陽は雲越しにぼんやり明るく見えるだけで、望遠鏡でもなければ欠けたのが確認できない状態でした…(T_T)雲が厚いなぁ…
ぽちくろサンと同じく、雲越しにボヤけてて普通の丸い太陽にしか見えませんでした(T∀T)
歴女倶楽部&コッ地会 合同部室3
(`Δ´)!
太陽を隠す雲の手!
マジかぁ~!

でも珠を持つ龍の手にも見えるなぁ。
右上の雲は宝玉を見下ろす龍の横顔に見えたりして~( *´艸`)有難や~
ナイスキャッチ!
じゃなくて、雲の手どけ手ぇ〜! (`Δ´)!

快晴に近い朝でしたので期待してましたが、Kさんと同じく雲に丸くぼやけた太陽でした。
残念。
ジオジャパン。ちょい待ち。東海地方ってやりましたっけ?まさか中央構造線カックンのまさに角っちょ部分には触れないんかーー!南信に路頭があるのに?大破砕帯があるからまともな道やトンネル出来んくらいな青崩峠付近はどうすんじゃ。年に何センチかズレとるいうのにか!

そりゃ九州ほどの激動じゃないかもしれんけどさー、
絶景らしい絶景が何にもないとでもーー?何にもとれへんとでもーー?

分かりやすい絶景ばかりが景色じゃないんだああ!めぐみばかりでまとめんなや!
見えた見えないご報告ありがとうございます~。

南関東は最初から望み薄でしたが。
東海地方でも殆ど見られなかったんですね・・・。
太陽そのものが見られなくても、地面の葉影でもいいから、
見たかった(撮りたかった)のですが・・・。

次回は2030年6月1日、北海道のほぼ全域で金環日食だそうですが。
東京でも0.795%欠ける(今回は36%しか欠けない計算)とのことで、
見応えがありそうです☆彡
さて10年後、私はどこで何をしているやら~??
見ましたよー!

これで終わり!? 感がありました。
2回にまとめようと思うと、分かりやすい簡単な部分だけになるというのは分からないでもないですが、ちょっと安易というか、物足りないというか。うー。

ものスゴく深くて壮大な話をチョコっとテレビでやるという企画にそもそも無理があるのかも…と思いながら見てました。
どうせなら連続企画でガッツリやってほしいですよねぇ。視聴率とれないかもですが(笑)。
グルメと賛美に仕立てようとするから無理があるんよね。列島ができた経緯が珍しい現象の積み重ねだとしても、他の珍しい現象は世界では枚挙にいとまがないのに。
詳しくはグレートネイチャー、なら分かるけど〜、アレはアレで壮大すぎてワケワカメになりがち…
うっかりしてて見逃すところでしたが、
思ったよりも興味深い内容でした…
Nスペの「戦国」。
最近のその手の番組はイマイチ期待外れな事が多かったから〜ジオジャパンとかさ〜、あんまり期待してなかったけど。
国際情勢から見た戦国日本の立ち位置は、かなり危うさがありますね…

信長が設楽が原で武田を倒した時の砲弾、それはタイの鉱山で取れた鉛。それを持ち込んで取引をしていたのが宣教師。
秀吉は宣教師たちが日本の支配を狙ってると早くから信長に進言していた、と、宣教師たちの機密文書から出てきている…てことは、誰か身近にスパイがいた?
スペイン王がアジア支配を狙っていて、日本を利用し先鋒に使う計画を知りながら、秀吉は逆にスペインの植民地だったフィリピンを狙って密偵を放っているとも報告文書があるとか。世界的大戦の危機が避けられたのは、たまたまスペイン王と秀吉が前後して亡くなったから…。
スペインが国力を衰退させ、オランダやイギリスが勢力拡大、豊臣家にはスペインが、家康にはオランダがついて後押し。でも狙いは日本の銀。
キリスト教に貢献した日本人は少なからず居て、称賛されたりしてるけど、結局それはヨーロッパ目線なわけよね。中でも結局は使い倒されたのが高山右近だし、美談にされて使われてるのが細川ガラシャだなぁと思うわけです。
キリスト教が世界を支配するためなら、それ以外の国の人間であれ資源であれ利用し尽くしていい、異教徒(僧侶)は敵だから殺していい…という、正義でも信仰でもないような論理がまかり通った時代。

極端に見えるけど、まだその片鱗は根強く残ってるよね。黒人差別問題。もとは「聖書に存在が記されていないから人間ではない」というのが奴隷制の基盤思想で、「未開の人間に文化的な生活を身につけさせる神の恩恵」って勝手な理屈、異文化に対する敬意の無さはまだまだあるでしょ。

保守的な教派であるほど根強いはず。特にアメリカには、いまだにダーウィンの進化論もグランドキャニオンの地質学的見地もデタラメ扱いする保守的な教派の人らがいると…アメリカ人地質学者の本で読みました。さすがに天動説までいかないけど、地球が出来て7000万年説ってのがあるらしい…いやいやまだ細胞もできてませんから。なんとなればまだそこら中ドロドロですから〜。7000万年ぽっちで、グランドキャニオンは出来ませんから〜(だから神の奇跡で恩恵なんだってさ)。

てなわけで、戦国日本からグランドキャニオンまで、思考も妄想も自由はいいよねと無理くりまとめておく〜( ̄▽ ̄)
お酒トピからずれそうなので、お供えのお酒のことをこちらに続けて良いかしら?

思い出したのは『君の名は。』の一場面(マチコ巻きの方ではない。アニメの方)
ヒロインの女の子が巫女の役目をする時の神様にお供えする『口かみ酒』のことを思い出しました。
ざっくり言うと、巫女さんが蒸し米を口に含んでカミカミして吐き出して、発酵させてお酒にするというシーン。おそらく熱入れはしていない。だとしたら、神様にお供えするお酒も炭酸が含まれるんじゃあないかと思われます。
まあ、アニメ映画だから実際はわかりませんがねσ(^_^;

スパークリング日本酒から話を広げてしました。歴史や発酵の話は実に興味深いです(^^)
お酒を「醸す(かもす)」は「噛む」が語源だと聞いたことあります。
「神(かむ)」も関わるのかな?
こちらへの誘導、ありがとうございます。
カミカミ酒は日本だけでなく世界各地にありますね。よく考えたら発酵にはポコポコとガスが発生するのはよくある事ですものね。頭が固くなっちゃったなぁ、反省、反省。
うちからウォーキングするのに最適な距離にお宮があって、祭神が女性だからか、境内の雰囲気が心地よいからつい足が向きます。
何回か通ううちに、お爺さんが日本酒の小瓶をお神酒として供えて参拝されていたのを見て、あ、いいなと思いたまに真似ています。


>ぽちくろ さん

「かむ」は「神」に繋がっていると思います( ゚Д゚)ノ。考えてみたら「御神酒」という言葉からして神と酒との関わりは深いのだろうと。

マリー・アントワネットの事もドキュメントだからこちらに書けばよかった。
昨夜は夢見が悪かった~!
未だに消化できず引きずってます(苦笑)。
確かに革命政府の無軌道ぶりは酷い。まぁだからナポレオンが台頭するスキができたんでしょうけどもね。それにしてもなんであの急先鋒たちは、そこまで強烈な女性蔑視に至ったんだろう。なんか痛い目にあったのかなぁ?いろいろと。けど感情と司法はやっぱ違うのよ。
攻撃的な蔑視に走るのはなんかその対象が不安を感じるからだよね。逆にそうでもしないと、理屈では押さえ込めないと分かっているとも言えるけど。
そうなのよ、なぜあそこまでの女性蔑視があったのかなのよ。何が奴らをそこまでにしたか。マリーのアレコレはあったとしてもよ、法の前であそこまであからさまに卑劣にでっち上げねじ曲げられる神経がわからん。
当時の身分制のし烈さと社会の腐敗に対する激昂だけで説明がつくのかな。
あれじゃ、市民を圧政する中身は変わってないじゃないかと。
恐怖で人を治めるなんて、最初こそうまくいったとして、永遠に持続可能な訳ないもの。ロベスピエールは清貧のイメージがまだあるけど、エベール、あんたは永遠に女性(母)を敵にまわしたわ(怒)。

アニメの銀英伝を見てて「人と人とが大義名分を掲げて戦うとは」みたいな事を考えていたところに、マリーの裁判前後の事情を見たものだから余計に悶々としちゃった。いろいろと解きほぐして下さって感謝デスm(._.)m。
大義とは分かりやすい利益で、
正義とは気分を高揚させる虚勢、もしくは虚栄の言い訳、かなと思ったりする。
今も昔も、大義とか正義とか美辞を使いたがる奴にロクな奴はおらんです。自分の欲にもっともらしい理屈をつけてるだけ。問題は全部デタラメじゃなくて何割かは人の為になる要素も入れ込んであるから、反対されにくい…のを意識的にか無意識にか計算づくでやってくることよ。

貴族の抑圧や搾取に対する反発、にしては酷いやり口だよなぁ。教会に対する反発があり得るにしても…
大義や正義の旗の下に集う数が多くなると、最初の瞬発力は高いけど途中から人の数だけ手前勝手な解釈が広がり元の姿から変容してしていくイメージ。

自分がマリーの裁判の聴衆のひとりだったとして、彼らの欺瞞を見抜けただろうか。願わくば見抜きたいものだけど、情けない事に甚だ自信がないなぁ。

人の心理を狡猾に操るには、嘘の中にちょっぴりの真実を混ぜるって聞いた事あります。サイコパスとされる人は最初の印象が大変好ましいらしいです。大義や正義を掲げるのにも通じる気がしてきました。

来週のドキュランドはヒトラーの最後。
一見正しそうな、でもよく考えると何かがおかしい。そんな論理は自粛騒ぎの中で頻発してましたね。何か違う、でも言い返しにくい…みたいなね。
私も聴衆の中にいたら、なんかおかしいと思っても言葉にできないまま、流れには逆らえないでいたろうなと思います。逆らったら殺されてしまうのではなおさら、まずは生きのびることを考えるだろうな。卑怯でも、加害者と言われても、死んだら言われっぱなしで終わるだけだもの。少なくとも何か「アレは違う」って残しておけるまでは、生きる方を優先する。

明日のNスペは「戦国」。イエズス会はじめ列強のムナクソぶりが分かる…かも。
理由はわからないのに感じる違和感って大事だと思う。
明らかな違和感なら分かりやすくて用心しやすいのだけど、そうじゃない、ちょっとしたアレ?なんか変かも?みたいなの。
見過ごすとやっかいな案件になりがち。
それと何かと「過ぎる(too much)」にもご用心。渦中にいてもセンサーが働くように精進したいものだわ。

今日のNスペ、了解デス( ゚Д゚)ノ。
「戦国」2。
関ヶ原から大坂の陣まで、家康たちの背後に隠れて、スペインとオランダが熾烈な覇権争いを…狙いは銀、銅。
大航海時代からの世界経済には、鎖国してるから関わってないと思いきや…忘れがちだけど戦国時代は鎖国してないもんね。
この時家康が重用したオランダ人「ヤン・ヨーステン」が八重洲口の「八重洲」だもんなぁ…、意外に色んな情報網を持って居たんだよね。東インド会社とも取引してるし。
ただもうスペインもオランダも、銀が欲しいあまりに様々暗躍してたんだなと。日本の銀を握ったオランダが、世界経済をしばらく牛耳ることになったという、面白い見方。
やっと見終えました。
おもしろかったデス。
戦国~江戸の大河ドラマでやって欲しい内容だった、NHK、新たな切り口になるか?!
日本のサムライがオランダの傭兵として東南アジアに行っていたなんて、驚きました。マジか。

日本の銀・銅の純度、精錬技術って当時から世界最高峰だったのね。
ヨーロッパから見れば地の果ての日本に銀(貿易)と布教のために乗り込んでくる、そのインテリジェンス(諜報)力、列強恐るべし。

日本が列強の植民地にならなかったのは、家康のおかげなのかしら。
てことは、東南アジアとか中国南部地域とかに、日本の情報が流れてる。
存在は知っていても、どんな国情かまで知り得るということは、日本の商人とかと話してるよね、茶谷四郎次郎とか、呂宋助左衛門とか、あと誰だっけ、向こうに定住したひといたよな。
だから傭兵もら手配できるし意思疎通も有る程度出来て使えると。また戻って来た連中から情報を得てるかも知れない。
商人でないけど高山右近とともに国外へ追放された内藤如安がいましたね。
かの地では列強と教会に歓迎され手厚く保護されたよう。
それにマルコポーロが「東方見聞録」を書いて黄金の国ZIPANGと西洋に知らしめていた序章があったし、東南アジアや中国と交易していた琉球からの情報もあったかもしれませんね。

鎖国して世界に背を向けていたとばかり思っていたけれど、辺境の小国ながらガッツリ列強と渡り合っていたなんて、もっと早く知らせてよ~と思いました。
それも銀・銅があったからよね。ベトナムの通貨ドンって、日本の銅が訛ったものらしい。たぶんこの時代の名残。
思い出した、山田長政!
安南(ベトナム)に行ったよね、確か。
キリシタン大名やサムライたち、きっと傭兵になったんだろうな。

家康には、三浦按針あたりが世界情勢を教えたんじゃないかな。あの人はイギリス人だから、オランダにもスペインにも加担しないもんね。
Wikipediaを見てきたら山田長政は、マジで傭兵だったのですね!
それも対スペインの。
知らなかった~!
やっぱそうだよねー、そうでもなければ、あんな日本人街を作るほどの勢力は持てないよね。地元に何らかの貢献をしたとして、貿易とかの仲立ちをしたり…って、教養なり算用なりできないとムリだもん。
NHK‐Eテレ ドキュランド『ヒトラーの最期』より。

ロシア軍がベルリンを制圧した際に秘かに押収した遺骨と歯が、ヒトラーのものかどうかを、フランス人法医学者がロシア政府の許可を得て鑑定するお話。
ロシアにとってはヒトラー(例え遺骨でも)を押さえたという、連合軍に対する優越がとても大事な事だったらしく、当時はポツダムに於いてでさえ、英国チャーチルにも米国トルーマンにもヒトラーの遺骨押収の件を隠し、生死さえとぼけていたという。

非凡な人はその死さえも国際情勢に利用されるってね、生きるのも死ぬのもより大変なんだなと凡凡人は思いました。
「英雄たちの選択」平清盛。
コレよ!この話を待ってた!…の割に、もう少し掘り下げたかったァ〜!

平家は悪役でお馴染みだし、大河では衣装が汚いだの史実じゃないだのとこき下ろされて来たけど、こき下ろされるべきは当時の世界情勢を考えないで伝統と既得権益にしがみつくやつら、そして記録が残される意味を考えない頭カチカチなやつらだァ!
清盛がどれだけ先進的だったか、田舎源氏の土地執着がどれだけ政治的経済的進歩を遅らせたか!源氏名物お家騒動で骨肉の争いしとる場合じゃなかったんだぞ〜!

政治腐敗に権力闘争、財政破綻寸前。規範は崩れ、災害、疫病、社会不安ばかりで、行き詰まりどん詰まりだった平安末期、院政期。
まともな貨幣がないから経済も進まず、商売も成り立ちにくく、貴族と寺社に富が集中してしまう社会構造を、当時の先進国である南宋の貨幣を流通させることで打開しようとしたのが清盛で、財産の目減りと権力の弱体化を恐れた貴族が源氏を使って破らせたのだ〜。
平家は、東アジアにおける南宋経済圏に参加して、貨幣経済を確立させて政情を安定させようとしていたのでした。もちろん平家自身の権力や財力の増大を含んではいるけども。出てきた例えが分かりやすかった「今で言うとドル建て経済のような国際的経済圏を作っていたのが南宋」。
まぁ一歩間違うと属国的な立場に成りかねないから、権威を保ちたい貴族の総スカンにあったわけですけど、本当にそこまでの国際感覚があったかどうか…鎌倉時代になってもなーんか認識が遅れてるとこを見ると、大半の貴族たちは既得権益を減らしたくないだけだったような…。

でも、もう少しアジアの状況を詳しく解説して欲しかったな〜。

織田信長も平氏の流れだけど、時々一歩先に行きすぎる奴が出るのね平家。で、源氏に叩かれて揺り戻しがあり、しばらくは安定というか停滞するのよね。
あれっ?…となると、先に国際経済に絡んで交易で富を築いていた奥州藤原氏としては、勤皇でなくても平家を牽制したい、出来れば潰しておきたい理由があったわけだ…寺社も絡んでなくはないし(武蔵坊弁慶は一応僧。義経がいたのは鞍馬寺)。義経を保護した理由がよく分からんなと思ってたけど、そういうこと???だと、おもしろ〜い( ̄▽ ̄)
明日の「英雄たちの選択」は、源頼朝だよー!
源頼朝。興味深かったけど、清盛のグローバル感と比べちゃうと、みている世界の範囲が狭い気がする。国内の、都と鎌倉が中心で、うまく京都と距離を保ちながら取り入って、権力の維持存続を図るのが目的の全てみたいな。建築で威圧する手法も旧来の手法だし。
それにしても、奥州藤原氏を滅ぼした理由がよく分からない。義経を匿うとか、第三勢力として力を持つのを警戒したのだろうけど、納得できないんだよね〜…
南宋との交易の拠点として、誰かちゃんと残しておけばよかったのに。まぁ南宋の方が衰退して金が勢力拡大しだすから、混乱期の大陸とはなかなか交易ってわけにもいかなくて、忘れられてしまったのかもしれませんね。瀬戸内航路を経ても鎌倉までは遠いのになぁ。
頼朝は戦も上手くないし、政治手腕がすごくあるようにも思えない。警戒心と猜疑心は強くて(多分嫉妬心も)、人の言動を読むことには長けていた(流人生活20年ともなればねぇ)のかなと思う。

都風と平泉風を併せ持つ寺院を建てていたそうですが…平泉に行って、その都に比肩する文化性や多様性に衝撃を受けただろうことは想像に難くない。でもここでかえって交易による利益と繁栄の形に警戒心を持ったかもしれないですね。商売では源氏に権力を集中させられないから。

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