歴女倶楽部&コッ地会 合同部室3

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求む! 部員!!

このトピでは、歴史と文化人類学、地学、天文等とそれらにまつわる妄想をも語ります。
ひと語りもの語り、興味の向くまま右往左往。読みオンリー、書き逃げOKラジャ~で、ゆるゆると進めて参りましょう。
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どちらも見ていないのに恐縮ですが、進取的、先進的な思考の為政者が出たすぐ後は、その先取的為政者が作ったり改めた制度等を悉く覆したり縮小したりする、いわゆる揺り戻しをする為政者が現れがちなように思います。

否定をするのは創造するより簡単で、その成果を周知しやすいというのもあるし、
自分の思考の及ばないあるいは興味ない、端的にいえば器が小さい者からしたら自分よりスケールの大きい前任者の成果物は、自分を貶める物として斬り捨て御免と。
嫉妬は大きなエネルギー。前任者比での答えは、たぶん己れが一番解っているはず。

開いた幕府は結局、源氏から北条氏へ執政権は移り、元に攻められもした。
奥州での交易を進めていたらお金と物資と人が動き、国内外の情報がより得られただろうから、鎌倉幕府の結末が少し違っていたかもしれませんね。
革新者・斎藤道三からの龍興。

織田信長・秀吉からの、修正と立て直しで結局は頼朝に追随したような、家康。

源氏勢力による平家の落人狩りがどこまで苛烈だったか分からないけれども、吾妻鏡にしろ平家物語にしろ、清盛だけは徹底的に悪く描かれてるからねぇ…。

清盛が貨幣による経済改革を断行しようとして貴族の強い拒否反応にあい、それで対抗勢力として引っ張り出し担ぎ上げたのが頼朝だから、交易に関わるとまた面倒だと思われたかもしれないし、奥州藤原氏と繋がっていた交易関係者を警戒したかもしれない。ともあれ頼朝の洞察力は自分の周囲が中心で、国際政治や経済が視野に入っていたようには思えないな。

鎌倉幕府の制度的な確立は1192年、その前後の中国大陸では、金、遼、モンゴルがだんだんきな臭くなってきてはいるみたいです。戦となれば必要なのは金だからこそ交易も盛んだったのかもですが、安定もしないからなぁ…
ちなみに金国、文字通り金の交易で栄えていたようで…藤原氏は南宋とも金とも交易していたのでしょうけどね。
いまだに金は取引物だものね。

頼朝は猜疑心が強い、だから交易を任せられる人がいなかったんだろうなぁ。なら自分が直接噛めるかというとその技量は無さげだし、おっしゃる通り足元をすくわれる種になるやもと考えるとやはり手は出さない手堅さをとったかも。

購読している新聞に「アップデート日本史」という連載記事があり読んでいると、やはり勝者や時の権力者に都合よく記録されてしまうんだなと強く思います。

例えば田沼意次は長く賄賂の亡者みたいに書かれてきたけれど、最近の研究では幕府の財政再建のために蝦夷地の開拓でロシアとの交易の道を模索したり、市井の商人の力と流通を活用するなど江戸期の経済政策者としては革新的な手法を用いた一方で、錦絵・浮世絵、川柳が隆盛し、本居宣長や杉田玄白が活躍した宝暦・天明文化を花開かせたと評価する向きがあるらしいです。
ここでも交易に目を付ける等の意次の先進性が、次の寛政の改革の松平定信に撤回され否定されています。やはり揺り戻し。歴史は革新と揺り戻しの連続なのね、三歩進んで二歩下がる的な。
田沼が悪く悪く言われるけど、じゃあ松平定信の功績はなんだって細かく見ていくと、結局は田沼がやりかけた制度改革を部分的な修正をして継続していった部分が多いんだそうですよ。幕府や武士側に都合の良い緊縮財政をして、庶民の経済活動や文化には打撃を与えた部分もあるけど。では田沼が悪いと誰がいい出したんだろうねぇ…
天明の大飢饉があって、特に東日本の米が足りない時に(江戸に売る方が高いから備蓄も売ってしまっていたせい)、幕府は米を買い集めたのに東北への援助はわずかしかしなかった。産業振興も西が中心で東はあまり重視されなかった…って、田沼だけのせいじゃないけど、たまたまその時の老中だったから、全部あいつが悪いと責任負わされたような形かな?この辺まではウィキ程度で想像がつくのだけど。
田沼が過剰なまでに悪者にされた理由はなんだろうな…松平定信は確かに有能ではあったけど、基本的には田沼の政策を継続してる。でも切れ者すぎて嫌われて、数年で老中を罷免。そのあたりは将軍家斉が色々と煙たがったようですが。
田沼の分かりやすい対比として置かれただけっぽくて、天明の大飢饉あたりの失策を全部田沼に押しつけてあるみたいなことなんじゃないかな。…あるいは飢饉で財政的に酷い目にあった東北諸藩が、藩の失策や米転売の失敗を田沼に責任転嫁したのかも???白河藩主である定信は藩の財政再建もしてるし、一応東日本の産業振興も図ってはいたし(かなり失敗もあり)、東北の盟主でもあるし、さすがに批判は憚られるよね…。
松平定信さんは腐っても松平家(徳川)の一族で吉宗以降の御三卿の出自。

片や父の代まで紀州徳川家の下級武士の家柄の成り上がりといえる田沼意次さん。
その才覚ひとつで家重、家治と二代に渡る将軍の側用人として重用されたけど、後ろ楯の家治が逝去するとすぐに失脚しちゃって息子は暗殺されちゃうし、代々の大名としてのしがらみが無い分、幕府の失政の責を背負わすには恰好の人物だったといえるかも。いい意味でも悪い意味でも天下に名を知られた人物だものね。

しかし田沼時代は天災の多い時期だったのね。
天明以前から何度か飢饉があったけど、世界的な異常気象が続いた時期、あの小氷期の影響ですねぇ。その最終盤に岩木山、浅間山が相次いで噴火して、特に北東北はそれまでの藩の失政が重なった挙げ句の大飢饉だったから、本当にひどいことになったようです。
田沼が重視したのは商業の方で、そうすると西日本に偏るんですよね。西日本でも飢饉はあったけど基本は温暖だし何なら金もある。享保の頃にはさつま芋の栽培に成功して、かなり飢餓を救ったようですが、東北には向かない作物ですよね…。
まだ寒冷地向きの品種もない中、もともと南の作物である米をあまりに偏重した農政だったから、冷害があれば一気に飢饉にまで陥ることに…
早めに手を打てたのは、定信の白川藩、上杉鷹山の米沢藩くらいで、あとはもうズタボロ財政で鼻血も出ないところでの噴火と飢饉と疫病ですからねぇ…
やっと逃げてきた江戸で、富商とズブズブな田沼の様子を見聞きしたら、そりゃあもう妬み嫉み恨みに怒りが集中するのもむべなるかな。打ち壊しが多発したのもうなずけるよね。アイツらがなけなしの米を買い上げて取り上げて…出自も低いくせに旨い汁をたっぷり吸いやがって…と。そうなるといくら功績があっても先進的でも、今日食べるおまんまの前では、知るか!だわねぇ。

比較するのは変かもだけど、非難を一身に集めてとにかく叩かれ否定された点では、マリー・アントワネットに少しだけ共通するかもね。
定信は「白河藩」ですね、変換ミスを見落としました。これだから付け焼き刃はすぐバレるという…
マリー・アントワネットに似ている。ほんとそうですね。王妃とはいえ異国の女性だったからアドバンテージを取られたんだもの。

意次も定信も、タイプは違えどもどちらも優秀であったと思うのです。
何せ未曽有の天災続きの果ての財政建て直しという難局だった訳ですから、あちらを立てればこちらが……は致し方ない。
にしても、意次さんは貧乏くじ引いた感。

そういえば東北の冷害→飢饉は必ず教科書で習ったものだけど、稲の品種改良や地球温暖化で大人になってからは1回聞いたくらいか。1993年の。
令和の世は地震と異常気象と世界的な感染症。これもまた未曽有の難局ではあるが、今の政治家たち、どうなの~?!

平清盛にしても田沼意次にしても、令和になっても名は残っており、新しい視点でその功績や人物像、世界の動きとの関わりが改めて掘り起こされ評価されるのは、歴史の尽きない醍醐味ですね。
そしてぽちくろさんの考察は緻密で素晴らしい。
こんな風に考えられたら妄想が事実を言い当てているかも。
いずれにしても切れ者すぎると嫌われるのが世の常よね( ̄▽ ̄)今は…切れ者っぽい人はいるようだけど、敵も多そうな。

未曾有の危機ではあるだろうけど、結局最後は平常心を保てるヤツが勝つと思っているので、出来るだけあれこれと振り回されたり流されたりしないよう、軸足を踏ん張ることを考えてます。まだまだ続くでしょうからね。歴史に名を残す人には毀誉褒貶はついて回るけど、歴史をつなげていくのは名も無き庶民。繰り返すのも繰り返さないのも我が胸先三寸だと思えば、自粛警察とか中傷とか、無駄な労力つかうよりやることあるやんか、と思うけど。

対策として「思いやりを持ちましょう」って聞いて、笑わずにいられる?思いやりを持とうと言う時点で、持ってないのに?
持てと言われて持つもんちゃうやん。誰しも自分が嫌なことを人にせん方がいいのは分かってる話やん。しかもあってはいかんと言うからないことにしたがるのよ。

隣の人がコロナだったら、そりゃ誰でも当惑するし感染が怖いと思う、出来たら遠くにいといて欲しい、離れていたいと思うのは正直な気持ちやん。だけど、それを当人にぶつけるのは「未熟者の恥ずべき行為」なだけでしょ。有効な予防対策と、病気療養中という取り込みごとを邪魔しないのが大人であり社会人というもんでしょ。思いやりで解決なんてしないよ。

打ち壊しは社会不安と不満と目先のお米が欲しいが故の暴力。でも暴力が蔓延する社会って成熟してないってことよね?あるいはよほど社会体制に欠陥欠落があるか、破綻があるかでしょ。江戸の場合は破綻が大きかったような気がしますけどね。
そうですね、名もなき市民は粛々と日々を繋いでいく、それしかできないものね。
その粛々に過ちは繰り返しませんと誓いながら。←終戦記念日だし

簡単にクソみたいな情報を拾えるパーソナルな機械(モバイルやPC)を手にしたものだから、人に依っては偏狭な全能感が得られるようになっちゃっていろいろやらかす世の中。←自粛警察とかSNSにおける誹謗中傷とか

江戸期の打壊しはまだ食べるためという義があった。今の世の暴力(SNSの誹謗中傷や煽り運転、ハラスメント)に義は無い。
社会が人が成熟してないのかな。
ますます成熟から遠ざかってると思いますよ、今の出版物の広告見るとため息しか出ないです。欲しがる知識や知恵がその程度なのか、そんなん教えてもわらなわからんかなあとか思う。簡単に手に入った知識は簡単に忘れるよ。身につかないです。

考えて考えてある時ふと「そういうことか」と、気がついたことは忘れにくい。日々起こる事件事故ニュース、その報道のされ方や文言の選び方の違い、反響の中身と傾向をなんとなく頭に流し込んで行くと、見えてくるものがある。見るべきは根幹で枝葉末節ではないってこと。

「批判」と「非難」は違うのだけど、ちゃんと区別つけて判断してる人はあまり多くないように思う。私個人は右も左も好きじゃないけど、ただ言われたことに対し何も考えず従うのはイヤなんだ、ってこと。

みんな一緒に頑張るとか、すごくイヤな気分がします。それは実は誰もへこたれることが許されないって圧力でもある。がんばろうよ!って応援されても、もう限界だって思う人はいるはず。みんなが頑張ってるのに、私は応援してるのに、お前は頑張らないのか、と、なる→自粛警察へ

違うやり方でも、または少し休み休みでも、たとえへこたれてしまっても、それぞれが大体同じ目標を達成できるようにしていけばいいはず。なのに「一緒に頑張ろう」「心を一つにしよう」。なんで同じペースで同じやり方で同じ考えでやらなきゃいけないのか、気色悪いと思わないのがめちゃくちゃ気持ち悪いです。

心は私のもの。誰の勝手にもさせないのが「自尊心」だと思うからね。

自粛警察って「警察」とか公権力や正義感を含む文言を選ぶところに、賛辞も皮肉も含まれてるなと思うけど、やってる中身は「帰りの会の吊し上げ」だからね。
『〇〇くんはァ、ルールを守ってませェん。いけないと思いまァす』ってやつ。
いいたいことはわかるけど、問題の解決が目的なら、やり方間違っとるよね?大人ならわかるよね?その判断がついていないから「帰りの会」。
いたでしょ?クラスに大抵1人は。プラス賛同者数名、反対者数名、傍観者大多数という構成。変わらんでしょ。
耳が胸が痛い。
これはもうね、やはり考える訓練をしてないからだと、ぽちくろさんの意見に立ち返る訳なのよ。自省を込めて。
根幹を見る眼を養うにしても、洞察を基に情報の取捨選択から組み立て考える事をしないと始まらないのだもの。

人にはそれぞれその人だけの時刻表があると思っています。そう思い至ってから楽になりました。
一見強制には見えない耳障りのよい言葉で、煽られている自覚もないままに従っている、強制される事に慣らされている、もしくはその煽りに乗ってこないこれない人を非難したり省いたりするとか、ほんとつまらん事よね。
世の中のそこかしこにある事だけど。
帰りの会で吊るしあげられた経験のある身として、これも自省を込めて(笑)。
私はみんな一緒であることに価値を置いてないもんで…私は私や!ってだけだけど、わがままとか言われたりさ。自己犠牲しないのがわがままっておかしいと思わんのかしら。
協調はしても同調はせん。どう違うのかは漢和辞典で漢字の意味から調べろと。
何が違うか分からないのは危険だよ。
なんのために似たような言葉なのに使い分けがあるのか?明らかに違う意味だから間違えないためでしょ。

美しい言葉で飾りたがるのは、中身が無いか汚れてるのを知ってるから。
勇ましい言葉を使いたがるのは、本当は怖くて負けそうだから。

考えることは、私には多分当たり前のことだと思ってるのかも。「え〜、できなーい、わかんなーい」女子のがモテる時代、どう考えてもアホな男子にバカにされるのは我慢ならなかったので、なんにしても自分の見解を持とうと思ったのが始まりですかねぇ…知らんことが多すぎて増えすぎて参りますけども、知りたいことが増えるのは悪いことじゃないしね。しかし、忘れるのがネック。
わたしは思考より直感タイプなのだろうな。直感が作動したら、これからは立ち止まってなぜなのか考える事をちゃんとしていこうと思います。
なぜかどうしてか、ひとつずつひもといていけば自分なりの気付きがあるだろうし、ずれない軸もできるかな。

知りたい勢いはまだあるのだけど、忘れる勢いも加速中。右から左へ流れてくわ。
気になることは頭の隅に引っ掛けておくか棚に上げておくんです。時々チラッと見て考えたり、とり出して見直したり。
そんなことしてると、ある時ふとヒントを見出したり、納得できる答えを見つけたり、新たな問題や課題が見えたりすることがあるわけです。それがね、パッと視界が開けるようで、なんとも言えない快感なんですよね(変態か)。
自分で考えないと、その快感は得にくいわけで。ピンポイントで教えてもらっても快感だけど、自分で見出したぞ!という快感はさらに強いと思いますね。

なんか自分には辛かったり嫌なことがあっても、そこからまた何か発見できることがあるのでね…辛いのはそりゃあ嫌なものだけども、己を磨く貴重な機会になり得ると思えば、そんなに悪いことじゃない(Mか)。
というか、嫌な目にあった分、何か学びを得なければ損やんか!みたいな( ̄▽ ̄)

転んでも絶対タダで起きてたまるかー!
なんか見つけるまでは転んでてよし!無理に立ち直らなくてもいいけど、確実に立ち上がるのよ〜。
ちょっと頭を冷やして、ゆっくりお返事を考えていました。
このような奥義をご教示してもらって胸アツ過ぎて、件の事の自己検証に早速応用してみて、自分なりの気づきや考えの偏りの手がかりを掴めました。


>頭の隅に引っ掛けておくか棚に上げておくんです。時々チラッと見て考えたり、とり出して見直したり。

↑コレ、頭の中にクリップボードを設置して気になる事を付箋に書いて貼っといて、時間がある時やふとした時に付箋を読み返し考えてみるイメージトレーニングしたら、結構よかったデス。しっくりきました。

今までは気性的にちゃっ~と集中してしまい、俯瞰できてなかったな、答えを急ぐ必要はないなと。

ちまちま取り出して見る角度変えて、ピンポーンと閃けばなおよし、その時はヒントと気づけなくとも後々気づけるかも。つながりのなかった(と思えた)ものが、実は表裏一体だったり、そんな手間や時間自体も楽しめばいい。さて自分はどんな答えを導きだせるか、いや、答えに導かれるか。
なんかそんな風に思えてワクワクしてきたました。Mなのかも(笑)。自分の術創を見るの、好きな方だもん。←意味不明。


トピタイトルとかけはなれた話になりましたが、ご教示がほんとうにありがたく心よりお礼申し上げますm(_ _)m。
棚上げしとく間に、枝葉末節はうまいこと忘れるんだな〜コレが( ̄▽ ̄)
こだわってたことが、案外どうでもいいことだったわ、みたいなこともよくあるし。
大事なとこだけ、キーワードだけちょこちょこ眺めると、あれ?これって…みたいにいろんな思いつきや気づきになったりする…こともある。
確かにどんなヒントが出てくるか、意外な答えに行き着くという、自分の中の化学反応が楽しくもありますね。

いわゆる自己啓発本が私は大嫌いなんだけど、この脳内の展開の快感を独り占めしたいだけかも…
自分でたどり着いた答えは、自分だけの正解だという解放感というかな。誰かには間違いでも、自分には正解なんだと、確信というか芯が出来ていく安定感というか。面白いです。
結局、自分を生きるのは自分しかできなくて、自分のタイミングではからないと物事は運べないのだと思います。
大テーマだと思っていた事が時とともに色褪せたり、忘れさられた枝葉末節が甦ったり。折を見て取り出して考え、時には手放してもいいな。

他人の考えを借りただけなら、そこからは論議が深まらないが今回の教訓。
借りた後の、自分なりのインスパイアや考察を持ってこないと。自分への甘さは同等に他人にも許容すべし。自戒。
だいぶ前にやってた「よみがえる英雄伝説」だったかな?夏の禹王の回の再放送チラ見。多分本編見たはずだなーとは思いつつ、改めて見るとやっぱり興味深いですねー。王朝というシステムができていく過程でもあるから。
それにしても夏王朝の中心地と考えられてる「二里頭遺跡」から出る祭具が、香港やベトナムからも発掘されてるという、、、川を交通路に、情報が行き交っていた証があちこちにあるとは。
夏王朝って、紀元前2000年ごろにはあったと言われてるから…長い、長すぎるよ〜。
本日の「英雄たちの選択」は「スペイン風邪」がテーマ。私は録画予約済み。このパンデミックを乗り切るヒントもあろうかと思います。
最近のNHKはコロナ関連でスペシャル番組が目白押し。最近ではBS1スペシャルをNHK総合の深夜に再放送していて世界の最先端で活躍している免疫学者達の話がとても分かりやすく面白かったです。

今晩、もう一つ気になっている番組がヒストリア。首里城がテーマです。ヒストリアは毎回軽く裏切られる気がするけど今夜はどうかしら?
ヒストリアは…個人的には期待してないからな…
今回のヒストリアは首里城についてグスク時代から琉球王国時代までのさわりを紹介した感じです。
時代ごとの首里城と、国として認知されていたその役割、周辺国との交流を紹介していました。深い内容の紹介ではないけれど、歴史の教科書のようなこの番組の意向に沿っていたと思います。
今回は珍しく寝落ちせずに見れました。

テンペストの再放送やってくれないかな?
NHK-Eテレの「歴史にドキリ」という10分番組。歌舞伎役者の中村獅童氏が歴史上の人物に扮しその人物の生涯を解説します。前回「卑弥呼」今回「聖徳太子」、次回は「聖武天皇・行基」だから時系列に紹介するのかしら。
わたしもドラマ「テンペスト」にハマって、首里城と識名園を見に行きました。
識名園がとてもよかったな。
間に合うかしら?!

今週からNHK-Eテレ21時30分~趣味どきっ!は『アイドルと巡る仏像の世界』で、今夜は奈良の新薬師寺の十二神将デス。
カッコいいのよ~!
トピ違いをお許しください。

趣味どきっ!

まる得マガジン「りんご酢」

グレーテルのかまど

おおおおおお。沸くぜ。
「アイドルと巡る仏像の世界」
再放送は翌週月曜午前11時30分~です。

先週の第0回を見ました。
タイトルにある「アイドル」にちょっと引きぎみでしたがナビゲーター役の和田彩花さんは大学院で美術を学んだ方。シットリとした話し方に好感を覚えました。あとは毎回変わるゲスト次第ですか。
渺渺さんが以前、首里城と識名園を訪問されたとありとても羨ましかったです。
まだしばらくは泊まりは無理なんですけどね。
都合上、見送ってきた興味あることがいつでもいつまでも見られる訳ではないと最近はつくづく思います。
りんご酢、誰だったかな~と思ってたの。そうだった、たまごさんでしたね。カークのりんご酢。

わたしゃね、グレーテルの後も100分で名著→銀英伝まで、月曜のNHK-Eテレでは沸きまくってる(笑)。


>ごころっこ さん

わたしも第0回を見て、彼女の事を同じく思いました~。ただのアイドルらしからぬ知性派。言葉のチョイスもいい感じでしたね。

首里城があんな事になるとは思いもよりませんでした。識名園はテンペストを見なければ寄らなかったかも。実際、首里城に比べたら観光客が大変少なかったもの。
沖縄空港の観光案内所の人たちはとっても優秀なので、今後行かれた際にはぜひともご活用ください。
今週の「英雄たちの選択」は朝倉義景でした。
録画したけどまだ観れてない(T_T)
放送中に最後の方だけチラッと見たけど、
「優れた領国経営者だったけれども、急激に変わった時流の変化を見損ねた」総評は至極納得。

当時の北陸・近畿・東海には、総じて優秀な両国経営者が多かった…というか、経営手腕を問われる経済圏や交通網、交易路があったから、すでに室町式の支配体系から事実上独立しちゃってたのかも。九州から中国地方は大友氏や尼子氏がいたけど、ある意味大友氏は将軍に近すぎたのかもな〜。
BS「大戦国史」。最近よくある焼き直し。Nスペの「戦国」の再編集に少しだけ補足がついたかな、という感じでした。

それでふと疑問が沸いたんですよね。
最初に来た宣教師達はポルトガルから。でも信長に取り入って改宗をすすめる最中に、本国はスペインに併合されてしまう。「ゼウス様だけが国を支配できる」と言ってたのに本国が滅びたことをどう説明したんだろう?信長が「オレが神になるぜ」と言いだしたのって、自信過剰以外に、宣教師達への不信感が決定的になったから、かもしれないな〜。スペインの動向が怪しいこと、宣教師達の狙いも知っていたようだし。
スペインが交易と布教がセットだとこだわる理由って…神聖ローマ帝国の皇帝云々ってやつかな。
スペイン皇帝の支配は神聖ローマ帝国の支配であるってことなら、布教や改宗が条件なのもわかる。スペインの支配から独立戦争をしてたオランダだから、改宗は関係なく商売だけする、むしろ布教は神聖ローマ帝国の利益になるからやらないという選択肢だったのかも。
「プロファイラー」毛利対織田。
面白かったけど、文献はもとより、さんざん現地に行ったり精巧な模型を作ったり実験した割には、シミュレーションがショボい(T_T)
BS「ヒューマニエンス」。
第1回のテーマは「オトコとオンナ」…
初っ端からなかなか攻めた内容で、びっくりもしたけど納得もしました。

新鮮な納得感があったのは、男女の性別というのは明らかな境界線がある「別」ではなくて、連続性のある「スペクトラム」だという考え方。
LGBTなど多様性があるとされてはいるけど、なぜ多様なのかという問いへの、現在のところの答えになるのかなと。
Y染色体の
「アリ寄りの無し」「無しよりのアリ」がいて不思議じゃないんだなぁ〜。
「別」として「役割」を求めるのでなく、
「スペクトラム」で「適性」とかにしたら、いろんな生きづらさが減るのかな?とも思ったり。
今日の「英雄たちの選択」は、婆娑羅な佐々木道誉です〜。楽しみだ!
佐々木道誉、まだチラ見しかしてないけど、自由だわあー。
「自分のしたことは誰かに理解されなくていい」カッコええやんか〜!
お恥ずかしながらその方を存じ上げないのに僭越ですが、承認欲求のうずまく現世においてカッコよすぎます。自分の空回りの欲求からさえも自由になりたいものデス。
室町幕府の草創期から三代義満まで仕えた重鎮です。連歌とか立花の名手でもあって、公家と武士の仲立ちをつとめていた大名です。
番組によれば、鎌倉武士の中でも教養が群を抜いて高く、領民のためにも力を惜しまず、激しい権力争いにもなかなか小憎らしいくらい粋な返しをしたようで。

家柄だけは高く、しかし足利本家に迫る権勢を振るい始めたチョイやばいヤツの花見の宴会に招待され…行くと返事をしといて、しかし同じ日にもっと趣向を凝らした豪勢な花見の宴を開いて客をほとんどかっさらったとか。教養でも公家との繋がりでも道誉にかなう奴はいないんで
「お前、家柄の高さだけで出世していい気になってるけど、中身はどうなんだ?」と、
思いっきり鼻っ柱をへし折って面目丸潰れにしてさらしたわけですな。
それで怒ったヤツに罷免されたら、他の大名連中に「やっぱ政に私情を挟み出したぞ。ヤツをほっとくと幕府ヤバいぞ」と声をかけて、その政敵を潰したというね…。

それで最後は「オレは理解されなくてもいい」だもんね〜〜
カッコ良すぎんだろ!イケてんぞ道誉!
全方位、イケてるぢゃないの!
そんな人材、今の日本にいるかしら?!

謀る時は将棋や囲碁のようになんて先も何通りのパターンも読めないとダメって事。まずもって相手を選ばないと。
はぁ、スカッとJapanだわ。
逸材を知る機会をありがとうございます。

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