★『方圆八百米』全20話 weTV
うちのシューカイの最新作は、観たことのないほど汚れたシューカイでした。はっきり言うと、サスペンスドラマのやっちゃう側です。やっちゃいます。そこまでやるつもりじゃなかったのに、あれよあれよと深みにハマってズルズル後戻り出来ないほどにやっちゃいます。
前半こそいつものシューカイのカッコ良さ、長い手足を活かしたアクション、颯爽とバイクで走り、華麗にローラースケートを操り、優しい笑顔で甘い言葉を口にしてました。でも段々思い通りにいかなくて綱渡りになり…何度もここで止められたら、ここで引き返せたら、と歯痒い気持ちで転落する彼を見守るしかありません。そうなると結末は見えている(特に中国ドラマでは)ので最終話を観るのは気が重くて何日も放置していました。意を決して観たものの、ハァ…。当然の報いとは言え、中国の司法は迅速で厳しい。日本だったらそこまでは…と思います。それを踏まえて彼の最後のシーンを観ると余計に切なくなります。
今までシューカイが演じたことのない役柄、シーン、感情でしたが、大御所相手に渾身の演技でした。根は純粋で優しくて親孝行な好青年が、後部座席から両親を振り返ったあの表情。辛いシーンですが今後のシューカイの可能性の拡がりを確信出来るという点では良いシーンでした。
これまでのシューカイは、皇帝の義弟とかええトコのボンボンとか4大上神とか天才CEOとか、とにかく経歴もキラキラしてたんですよね。それが今回は地方の1公務員家庭の息子(高卒自営業)というごくごく普通の青年…からの犯人です。どうしてもあのビジュアルなのでシュッとしちゃうんですけど、でもキラキラをギラギラに変えての新しいシューカイでした。
サスペンスとしての出来は、ちょっと微妙かな…
